アルプス薬品工業の歴史

1947-1960

始まりは故郷の豊かな自然

1947年

アルプス薬品工業株式会社設立

1947年(昭和22年)7月31日、古川町向町(現在の本社所在地)に設立。医薬品メーカー企業の決め手は、「田舎だからこそ付加価値の高い商売をすべきである」という志があった。また、医薬品の原料となる薬用植物が郷里に豊富であったことも後押しした。

1949年

ロートエキス製造開始

ロートコン(ハシリドコロの根)からの抽出エキス。古川町にこの植物が多く自生していることに目をつけた。

1952年

塩化ベルベリン製造開始

オウバクからの抽出エキス、他の生薬エキスを加えた「陀羅尼助」、そして有効成分を精製した塩化ベルベリンの製造を開始。

1953年

ルチン製造開始

1953年より蕎麦を原料として製造を開始、その後、槐花を原料とした生産に成功すると同時に、中国進出に着手。現在は、世界3大メーカーのひとつにまで成長。

1954年

塩酸キニーネ製造開始

    

1956年

カンゾウエキス製造開始

中国から甘草を輸入し、エキス抽出。後のグリチルリチン酸事業、中国現地法人設立に繋がる。

1958年

東京出張所開設(神田西福田町)

徐々に製造販売品目が増える中で、さらなる拡販、お客様である製剤メーカーとの関係強化を目的に、東京、大阪に営業拠点を設立。

1960年

大阪出張所開設(大阪市平野町)